明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 12月10日の誕生花は...
【 ツバキ(椿) 】
花言葉は 「控えめな優しさ」 「誇り」 ※色別の花言葉もあります。
【プロフィール】
●ツバキ科 ツバキ属 常緑高木
●学名 Camellia japonica
●花期 1月~4月
●和名 ーーーー
ツバキは日本、中国、朝鮮原産の、つやのある葉や端正な美しさをもつ常緑の低木~高木です。
江戸時代にはすでに200種を超え、明治時代には海外にも紹介されて各国でも多くの園芸品種が作成され、現在では2300種以上あるとされます。
ツバキの花色は白・赤・ピンク・複色・覆輪・絞り・斑入りなどがあり、花形は一重・半八重・八重・千重・牡丹咲き・獅子咲き・二段咲き他、多くの変異があります。雄しべのつつの底には蜜があり、昆虫などの少ない時期に開花し、メジロなどの野鳥に蜜を吸わせて花粉を運んでもらう鳥媒花です。
また乾燥させたツバキの花は救急薬や健康茶として、種子は灯火用や食用のつばき油として利用されている身近な植物でもあります。
【名前の由来】
古代人はツバキの花よりも、冬になっても落ちず、常に緑の葉を見ることができる(常緑樹)の葉に神聖なものを感じていたといいます。
名前の由来は、葉が丈夫なことから「強葉木(つばき)」が転じたとする説、つやのある葉から「艶葉木(つやはき)」が転じたとする説、葉が厚いことから「厚葉木(あつばぎ)」が転じた説などがあります。
なお、ツバキの「椿」は、日本でつくった国字で、春に花が咲くことをあらわしています。
属名の学名「Camellia(カメリア)」は、現在のチェコ出身の宣教師、植物学者であったゲオルク・ヨーゼフ・カメルの東洋における植物調査の功績を記念した名前であり、1735年にスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネが日本のツバキにカメリアと命名しました。
【花言葉】
「控えめな優しさ」「控えめな素晴らしさ」「控えめな美」など、”控えめ”がつく花言葉は、ツバキの花に香りがないことに由来するといわれます。
【色別の花言葉】
赤いツバキ
「控えめな素晴らしさ」 「気取らない優美さ」 「謙虚な美徳」
白いツバキ
「完全なる美しさ」 「申し分のない魅力」 「至上の愛らしさ」
ピンクのツバキ
「控えめな美」 「控えめな愛」 「慎み深い」
【西洋文化に大きな影響を与えたツバキ】
属名の「カメリア・ジャポニカ(Camellia japonica)」でもわかるように、日本からヨーロッパに渡った花のなかで、西洋文化にもっとも影響を与えたのはツバキでした。
ヨーロッパでは文豪デュマの小説「椿姫」や、オペラや絵画などヨーロッパ人の美意識を刺激し、とくに上流階級には愛された花だったそうです。
【お見舞いにはNG】
江戸時代では人気の高い花でしたが、ツバキの花が散るとき、雄しべのつつと花の付け根が繋がっているので、サザンカの花弁が一枚一枚落ちるのに対し、ツバキは花の根元から落ちるため武士階級が縁起をかついで植えることを嫌ったそうです。
現在でもこのようないわれから、とくに病気見舞いに贈るのを控えています。
【日本の代表的な花木】
ツバキは日本の代表的な花木で、自生する椿の仲間には、
青森県に分布する「ヤブツバキ(藪椿)」、
日本海側の多雪地帯に分布する「ユキツバキ(雪椿)」、
日本の本州南部・四国西南部・九州に分布する「サザンカ(山茶花)」、
沖縄に原生する「ヒメサザンカ(姫山茶花)」 の4種に分けられます。
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