明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 2月8日の誕生花は...
【 シャクヤク(芍薬) 】
花言葉は 「恥じらい」 「はにかみ」 「謙遜」
【プロフィール】
●ボタン科 ボタン属 宿根多年草
●学名 Paeonia lactiflora
●花期 3月~6月
●別名 貌佳草(カオヨグサ)、ピオニー
「シャクヤク(芍薬)」は、アジアが原産の多年草で、『古典園芸植物』のひとつです。
中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されていました。
シャクヤク(芍薬)は、もともと薬用植物として平安時代に渡来し、江戸時代からは「茶花」として、観賞用になりました。
その後日本でも盛んに品種改良がおこなわれ、形、色の種類も豊富にあり、鉢花、切り花としても人気が高いお花です。
また、良い香りがすることから、香水の原料としても利用される植物。
冷え性や更年期障害や老化防止という効能があるため、現在でも漢方薬やハーブティーに利用されています。
【名前の由来】
シャクヤク(芍薬)は、鮮やかで美しい花を咲かせる植物です。「鮮やか」や「美しい」ということを『芍』と言います。また、芍薬は薬として利用されていたことから、【芍薬(しゃくやく)】と呼ぶようになりました。ちなみに、中国でも芍薬と呼びます。
また、シャクヤク(芍薬)は、原産国の中国では、古くから生薬として用いられてきました。ギリシャ神話において、医薬の神ペオン(paeon)がいるのですが、彼の名前に因んで『Chinese peony』という英名で呼ぶようになりました。
※単に、peony(ピオニー)という名で呼ぶ場合もあります。
【花言葉の由来】
花言葉の「恥じらい」「はにかみ」は、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説や、
夕方には花を閉じてしまうことにちなむという説もあります。
さらに、英語で恥じらいやはにかむ仕草を表す慣用句の「blush like a peony(シャクヤクのように顔を赤らめる)」に由来するともいわれます。
【ボタン(牡丹)とシャクヤク(芍薬)】
ボタン(牡丹)が「花王」と呼ばれるのに対し、シャクヤクは花の宰相の「花相」と呼ばれます。
ともにボタン科ボタン属で花姿も似ています。
ボタンは樹木で、シャクヤクは草本なので冬期にはシャクヤクの地上部が枯れてしまいます。
シャクヤクは、ボタンよりもやや小ぶり(花径10cm程度)で、重厚なボタンに比べ、端麗でわかわかしい印象をあたえます。
【立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花】
女性の美しさを形容する言葉として「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」があります。
この由来として、シャクヤクは茎の先端に花を咲かせ、ボタンは枝分かれした横向きの枝に花をつけ、ユリは風に揺れるさまが美しい。
だから、シャクヤクは立って、ボタンは座って、ユリは歩きながら見るのが一番美しいという説があります。
他にも、シャクヤクは美しい女性が立っているようであり、ボタンは美しい女性が座っているようであり、ユリは美しい女性が歩くようである、など諸説あります。
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