明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 3月9日の誕生花は...
【 アセビ(馬酔木) 】
花言葉は 「犠牲」 「献身」 「あなたと二人で旅をしましょう」
【プロフィール】
●ツツジ科 アセビ属 常緑低木
●学名 Pieris japonica
●花期 3月~5月
●別名 アシビ、アセボ
アセビはツツジ科の常緑性の低木です。
日本では東北地方より南に自生しており、万葉集や大正時代に馬酔木(あしび)といった俳句雑誌もあり、また盆栽などにも使われ、日本人には古くから親しまれてきた樹木のひとつといえます。
葉は表に光沢があり、枝の先につけ、2月~4月頃につぼの様な形の花を房のように沢山咲かせます。
ただ有毒で嘔吐、下痢、呼吸麻痺などを引き起こすので注意が必要です。そのため、昔は葉を殺虫剤の原料としていました。
【名前の由来】
属名の学名「Pieris(ピエリス)」は、ギリシア神話に登場する音楽と文芸の女神たち「Pieris」の名前にちなみます。
和名の「馬酔木(アセビ)」の由来は、アセビが葉や茎などに持つ、有毒物質からきています。馬が食べると泥酔したようになることから「馬酔木」となりました。
【花言葉】
アセビは英語で「Japanese andromeda(日本のアンドロメダ)」と呼ばれます。ギリシア神話に登場するエチオピアの王女アンドロメダは、国を救うために怪物の生け贄になりましたが、英雄ペルセウスに救われてその妻になりました。
花言葉の「犠牲」「献身」は、このギリシア神話に由来するともいわれます。
【アセビと文学】
古くから日本人に親しまれてきたアセビは、万葉の時代から愛され、歌に詠まれてきました。
●大伴家持(万葉集)
池水に 影さへ見えて 咲きにほう あしびの花を 袖にこきれな
●作者不明(万葉集)
わが背子に わが恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり
●大来皇女(万葉集)
磯の上に 生ふるあしびを 手折らめど 見すべき君が ありといはなくに
【アセビ(馬酔木)の持つ毒性】
アセビ(馬酔木)は葉・樹脂・花などに毒性があり、有毒植物とされています。
誤飲・誤食をしてしまうと腹痛・嘔吐・下痢などの症状が現れ、重度の場合、神経麻痺・呼吸困難など死に至るケースもあります。
ご自宅で観賞されるときは、子供やペットなどの誤飲・誤食にくれぐれも注意してお楽しみください。
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