明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 4月5日の誕生花は...
【 ワスレナグサ(勿忘草) 】
花言葉は 「真実の愛」「私を忘れないで」
【プロフィール】
●ムラサキ科 ワスレナグサ属 多年草
●学名 Myosotis alpestris
●花期 3月~5月
●別名 ミオソティス
●英名 forget-me-not
ワスレナグサ(勿忘草)はヨーロッパ、アジア原産の多年草で、日本では一年草として扱われます。
春に白や青紫、淡青、ピンクなどの可愛らしい花を、らせん状にまいた茎にたくさんつけ、下から上へと咲かせます。
チューリップなどとよく合い、ボーダーの前面に植えてワイルドガーデン風に楽しんだり、切り花としても利用されています。
【名前の由来】
属名の「ミオソティス(Myosotis)」は、ギリシア語の「mys、myos(ハツカネズミ)」と「ous、otis(耳)」の合成語で、ハツカネズミの耳に似た葉の形が由来とされます。
勿忘草(ワスレナグサ)のドイツ名「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」。英名も「forget-me-not」と直訳された名前で呼ばれています。
日本でも同じく、「忘れな草」「勿忘草」と名づけられています。どこの言葉でも同じ意味の名前をもっている珍しいな植物です。
【花言葉】
花言葉の「真実の愛」「私を忘れないで」も中世ドイツの伝説に由来します。
【ドイツの勿忘草に関する伝説】
その昔、若い騎士とその恋人が、ドナウ河畔を散策中、恋人のために岸辺に咲く、輝くような青い花を見つけました。
彼女を喜ばせようと、その花を摘もうとした騎士は、不幸にも足を滑らせ河に落ちてしまいました。
河は思ったより流れが速かったので、騎士は河に流されながら恋人に向かって花を投げ与え、「私を忘れないで!」と叫び、そのまま激流に呑まれてしまいました。
恋人はこの言葉どおり、騎士を忘れずに一生涯その青い花を髪に飾り続けたといいます。
以来、この花がワスレナグサだと伝えられています。
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