明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 4月17日の誕生花は...
【 カキツバタ(杜若、燕子花) 】
花言葉は 「よい便り」 「幸福が来る」 「希望」
【プロフィール】
●アヤメ科 アヤメ属 多年草
●学名 Iris laevigata
●花期 5月~6月
●別名 顔佳草(カオヨグサ)、貌佳花(カオヨバナ)
●英名 Rabbitear Iris
カキツバタ(杜若)は水辺の湿地などに生息するアヤメ科の植物で、日本では平安時代以前から親しまれ、愛されてきた植物です。
日本庭園の池の周りにも、カキツバタが生えているのを見かけることも多いと思います。
よく見かけることのあるカキツバタですが、2007年には環境省により「準絶滅危惧種」に認定されている貴重な花でもあります。
【名前の由来】
花の汁が服を染めるために利用されており、「書き付け花(カキツケハナ)」と呼ばれていたのが転じて、カキツバタという和名がつきました。
【花言葉】
花言葉の「幸福が来る」は、万葉集の一文が由来となっています。
「よい便り」の花言葉は、ギリシャ神話が由来となっています。
※ともに下記参照
【花言葉の由来となった万葉集の一文】
古くから日本人に親しまれてきたカキツバタは万葉集や古今和歌集、伊勢物語など日本の文学の題材にもなっています。
その中から、花言葉の由来になっている万葉集の一文をご紹介します。
「住吉の 浅沢小野の かきつはた 衣に擦りつけ 着む日知らずとも」
これは恋人の帰りを待っている女性の気持ちを表したもので、待てば必ず帰ってきてくれて幸福が訪れるという意味になります。ここでカキツバタが出ていますが、恐らくそれは幸福を運ぶツバメの姿に似ていることから、和歌に使われたのでしょう。
カキツバタは漢字で「燕子花」と書きます。これはカキツバタの花の形が鳥のツバメのように見えたことから「燕」の漢字が使われていますが、ツバメは古くから「幸せを運ぶ鳥」とも呼ばれています。
【花言葉の由来となったギリシャ神話】
神々の伝令イリスが、ゼウスの妻ヘラに虹に姿を変えたいと頼み込みます。ヘラはお安い御用だと神酒をイリスにかけて虹に変えます。
この時地上に垂れた神酒のもとから、カキツバタの花が咲いたとされています。「よい便り」は伝令イリスが関わっていたことから人々にも良い知らせを伝えてくれるとして、このカキツバタの花言葉が付けられました。
【アヤメ・カキツバタの違い】
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」ということわざがあります。両者はとても似ていますが、カキツバタとあやめには明確な見分け方があります。
「カキツバタ」…水中や水際などの湿地に生息しているのが特徴。見た目の違いは、花の中心部が目型網目になっている点です。
「アヤメ」…乾地に生息しているのが特徴。見た目の違いは、花の中心部が網目模様になっている点です。
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