明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 5月24日の誕生花は
【 ヘリオトロープ 】
花言葉は... 「献身的な愛」 「夢中」 「熱望」
【プロフィール】
●ムラサキ科・キダチルリソウ属 常緑小低木
●学名 Heliotropium arborescens
●花期 5月~7月
●和名 木立瑠璃草(キダチルリソウ)
●別名 ヘリオトロープ、香水草(コウスイソウ)、匂ひ紫(ニオイムラサキ)
●英名 Heliotrope, Cherry pie
ヘリオトロープは、ペルーが原産の常緑性の小低木で、バニラのような甘い香りが特徴的でハーブとしても知られています。
また、香水の原料としても有名で、そのほかにもポプリやドライフラワーにも利用されています。
【名前の由来】
属名の学名「Heliotropium(ヘリオトロビウム)」は、ギリシア語の「helios(太陽)」「trope(向く)」が語源で、太陽に向かって花をひらくという意味があります。
和名の「木立瑠璃草」の木立とは、「並んで生える姿」という意味でヘリオトロープの群生的な特徴を示しています。また、花色が瑠璃色なこともあり「木立瑠璃草」7となりました。
英語では「Heliotrope(ヘリオトロープ)」と呼ばれています。
また、香りが似ているということで「Cherry pie(チェリーパイ)」とも呼ばれます。
【花言葉の由来】
花言葉の「献身的な愛」は、太陽神アポロンに恋をした水の精ニンフ・クリュティエが、ヘリオトロープに姿を変えたというギリシア神話にちなみます。
【ヘリオトロープとギリシア神話】
水の精ニンフ・クリュティエは太陽神アポロンに恋をしました。
しかしアポロンは、ペルシャ王オルカモスの娘レウコトエ王女に惹かれ、二人は密かに恋仲に。
それを妬んだクリュティエはオルカモス王に、レウコトエのあることないことを密告し、怒ったオルカモス王はレウコトエを生き埋めにしてしまったのです。
自分の行いを恥じたクリュティエでしたが、アポロンの愛はクリュティエに向けられることはありませんでした。
9日間地面に座ったまま、空を過ぎるアポロンを見つめているうちに、クリュティエはヘリオトロープに姿を変えてしまったという神話です。
また、この神話は、ヒマワリにも例えられています。
ヘリオトロープやヒマワリが太陽の方を向いているのは、クリュティエがアポロンに恋い焦がれているからだと言われています。
【日本ではじめての香水はヘリオトロープ⁉】
1892年に発売されたフランスのロジェ・ガレ社の「Heliotrope Blanc」は日本に輸入され始めて販売された香水と言われています。
当初は精油を使って香水が作られていましたが、収油が難しく揮発性が高いということから、現在はヘリオトロープの香りを再現した合成香料が使われています。
また、夏目漱石の小説『三四郎』でもヘリオトロープの香水が登場します。
ヘリオトロープの香水は甘い香りで、ベビーパウダーの香りにも似ています。
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