明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 9月9日の誕生花は
【 シオン(紫苑) 】
花言葉は... 「追憶」 「君を忘れない」 「遠方にある人を思う」
【プロフィール】
●キク科 シオン属 Aster tataricus
●花期 8月~10月
●和名 紫苑(シオン)
●別名 鬼の醜草(オニノシコグサ)、十五夜草(ジュウゴヤソウ)
●英名 Tatarian aster, Aster tataricus
●原産 日本、朝鮮半島、中国、シベリア
シオン(紫苑)は、日本や中国、シベリア半島、シベリアなどが原産の多年草で、平安時代の説話集にも登場するなど、日本では古くから愛されてきた植物です。
シオンの花は美しい紫色で、8月~10月頃に咲き、9月頃が最盛期です。
シオンは、もともと生薬として朝鮮半島から日本へ渡来しました。シオンの根や根茎を乾燥したものを「紫苑」といい、鎮咳、去痰、利尿薬として使用します。日本でのシオンの栽培は花の鑑賞目的に限られ、生薬は輸入品でまかなわれているようです。
【名前の由来】
属名の学名、「Aster(アスター)」は、ギリシア語の「aster(星)」を語源とし、星のように放射状に伸びる花びらの姿に由来します。
和名の「紫苑(シオン)」は、この花の咲き方が由来となっていて、大きな「紫」の花が沢山集まって咲く様子から、草木が生い茂る様子を表す「苑」と合わせて「紫苑」となりました。
別名の「鬼の醜草(オニノシコグサ)」は、下記の”今昔物語集”に登場する物語に由来します。
【花言葉の由来】
花言葉の、「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」は、下記の”今昔物語集”に登場する物語に由来します。
【シオンと今昔物語集】
紫苑の別名や花言葉は、平安時代に作られたと言われている「今昔物語集」に登場する物語が由来です。
いくつもの物語が収められている中で、紫苑は母親を亡くした兄弟の話に登場します。
母親が亡くなってしばらくは、毎日墓参りを欠かさなかった兄弟。しかし仕事で忙しくなった兄は「忘れ草」を墓前に植えて墓参りをしなくなります。対して弟は「忘れな草(紫苑)」を植えて、毎日墓参りを続けていました。
毎日墓参りを欠かさないことに、鬼が感心し次の日に何が起きるかが分かる予知能力を与え、弟は幸せに暮らしました。
弟が、いつまでも母親を思い続けたその心が「追憶」 「君を忘れない」 「遠方にある人を思う」の花言葉に、
鬼が予知能力を授けたエピソードから「鬼の醜草(オニノシコグサ)」の由来となりました。
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