明日の花言葉 ~9月12日~ │ 花屋を銀座でお探しならKT.Flowerへ

2019/09/11
花屋を銀座でお探しならKT.Flowerへ 花言葉 誕生花 リンドウ

明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。

 

そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)


お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。

 


明日、 9月12日の誕生花は


【  リンドウ(竜胆)  】


花言葉は...  「悲しんでいるあなたを愛する」 「正義感」 「誠実」

 


【プロフィール】

 

●リンドウ科  リンドウ属  宿根多年草
●学名    Gentiana scabra
●花期       9月~11月
●和名    竜胆(リンドウ)
●別名    笹竜胆(ササリンドウ)
●英名    Gentiana
●原産     日本

 


リンドウ(竜胆)は、本州や九州、奄美大島などに分布する多年草で、青紫色の花が、深まった秋にひときわ目を引く、キキョウと並んで日本の秋を代表する花のひとつです。

 

リンドウは、秋から初冬にかけて鮮やかな青紫色のほか、ピンク、白、ラベンダー色、黄色などの花を咲かせます。

 

この花は、天気の良い時にだけ太陽に向かってまっすぐに開花します。曇りや雨の日、また夜には花を閉じてしまいます。

 

また、リンドウの品種のなかには、古来より漢方として重宝されてきたものもあり、現在でも「竜胆(りゅうたん)」、「竜草胆(りゅうそうたん)」と呼ばれ、利用されています。

 

 

【名前の由来】

 

属名の学名、「Gentiana(ゲンチアナ)」は、紀元前(180~67年)、アドリナ海沿岸のイリュリア(イリリア)王であった「ゲンティウス(Gentius)」が、この植物の薬効を始めて発見したことに由来するとされます。

 

和名の「竜胆(リンドウ)」は、漢方薬の「竜胆(りゅうたん)」からきたもので、この根を噛むと「熊の胆」以上の苦みがするので、その苦さを最高位の竜に喩えて「竜の胆」とさたようです。

 

別名は「ササリンドウ(笹竜胆)」で、平安時代の「和名抄」には「エヤミグサ(疫病草、瘧草)」という古名でこの花のことが解説されています。

 

英名は「Gentiana(ゲンチアナ)」です。

 

 

【花言葉の由来】

 

花言葉の「悲しんでいるあなたを愛する」は、リンドウの花色が青紫色で、悲しみや寂しさを連想することに由来しているようです。また一方で、青色は「鎮静」を司る色でもあり、「心を落ち着かせる」という意味もあるのかもしれません。

 

「正義感」、「勝利」の花言葉は、リンドウの根が漢方薬になることに由来していいて、”病気に打ち勝つ”とういう意味合いや、花が上を向いて咲いている様子から”勝利を確信している”という意味をもつようになったとも言われています。

 


【敬老の日に贈る花】

 

最近では、敬老の日のお花のギフトとして定番になったリンドウですが、その理由は、

 

”リンドウの花色(青紫)が高貴な色である”

 

”リンドウの根が漢方薬として重宝されてきた”

 

とういうことがあげられます。

 

飛鳥時代などでは、紫色は「冠位十二階」の最高位の色とされてきました。この冠位を与えられた人は、身分に関係なく、だれからも愛され、能力が非常に長けていることを示したとされます。

 

そのような尊敬の意を込めて敬老の日などに贈るようになったようです。

 

 

【漢方薬としてのリンドウ】

 

リンドウの根は、「竜胆(りゅうたん)」「竜草胆(りゅうそうたん)」という漢方薬として古くから利用されてきたことは前述しましたが、その歴史は古く、

 

日光の「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」では、この根の効用を発見したという「二荒縁起」の謂れがあり、霊草として扱われているそうです。

 

また、古代エジプトでは殺菌剤、健胃薬、強壮剤として用いられたとされます。

 

現在でも薬用としても栽培されおり、乾燥させた根は苦味健胃剤として生薬の「リュウタン(竜胆)」となり、消化不良や食欲不振、腹痛などの原料となっています。

 

これは、西洋で用いられていた「ゲンチアナ」に代わるものとして明治以降に使用されるようになったそうです。

 

 

【二荒縁起の謂れ】

 

昔、修験者の「役小角(えんのおづぬ)」が日光の山奥で山道を歩いていると、一匹のうさぎが、雪の中からリンドウの草を掘り出してはなめているのに気付き、不思議に思いうさぎに尋ねました。

 

するとうさぎは、主人が病気なのでこの草を探していたのだと答え、走り去っていきました。

 

そこで役小角も試しにその草の根を掘り取り、病人に飲ませてみると優れた効き目があったので、これは「二荒神のお告げに違いない」と思い、それ以来、日光ではリンドウが霊草になったということです。

 

 

 

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