明日の誕生花とその花言葉をご紹介しています。
そもそも誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花です。
1~12月までその月の誕生花が決められているだけでなく、
1~31日まですべての日に花があてはめられています。
(その日ごとに数種類の誕生花があります)
お花のギフトを贈る際のご参考にしてはいかがでしょうか。
明日、 11月6日の誕生花は
【 フジバカマ(藤袴) 】
花言葉は... 「あの日のことを思い出す」 「ためらい」 「遅れ」 「やさしい思い出」
【プロフィール】
●キク科 ヒヨドリバナ属 宿根多年草
●学名 Eupatorium fortune
●花期 8月~11月
●和名 藤袴(フジバカマ)
●別名 香草(カオリグサ)、沢蘭(サワラン)
●英名 Boneset
●原産 中国
フジバカマ(藤袴)は、中国が原産の多年草で、日本には奈良時代に中国から渡来したといわれてます。
”秋の七草”として知られている花で、「山上憶良」によって「万葉集」にも詠まれ、古くから日本人に親しまれてきました。
フジバカマの花は、茎の先に、淡紫色や濃紫色や白などの小花を傘状にたくさん付けます。
まるで糸のように細い雌しべが突き出た花が、秋の風にそよぐ姿はとても風情があり、”わびさび”を重んじる生け花には欠かせない花材です。
また、フジバカマは、生乾きの茎と葉が、サクラの葉のようなよい香りを放つため、中国では匂い袋として用いられていました。日本でも奈良時代には、薬草として使用していた記録が残っています。
古い時代から愛されてきたフジバカマですが、本来、とても丈夫な性質であるにも関わらず、現在、野生種のものは準絶滅危惧種になっています。
【名前の由来】
属名の学名、「エウパトリウム(Eupatorium)」は、古代小アジアに栄えた国王「エミトリダテス・エウパトール(Mithridates Eupator)」の名にちなむとされます。
和名の「藤袴(フジバカマ)」は、花の形が藤に似て、花びらが短くて袴のように見えることから付けられたという説と、
下記の”お姫様の伝説”にちなんだとういう説があります。
また”藤”は花色で”袴”は「帯びる」という意をもつので、芳香があるこの花を身に付けて、邪気を払うとう意味からともいわれます。
別名は「カオリグサ(香草)」、または「サワラン(沢蘭)」です。
英名は「Boneset(ボーネセット)」です。
【花言葉の由来】
花言葉の「あの日のことを思い出す」「優しい思い出」は、下記の”お姫様の伝説”に由来するといわれています。
また、「ためらい」「遅れ」の花言葉は、フジバカマの、小さな花をひとつひとつ咲かせていく性質が由来です。
【フジバカマとお姫様の伝説】
昔、ある秋の夕方、雨の中をとても綺麗なお姫様が泣きながら村をさまよっていました。
そのお姫様があまりに美しかったので、誰も近づき声をかけることができずに、雨は一晩降り続けました。
雨があがった翌朝、心配になった村人が様子を見に行くと、お姫様の姿はどこにもなく、かわりに名前のない藤色の花が咲いていました。
村人たちは、
「あのお姫様はこの花の精霊に違いない」
と思い、お姫様がはいていた藤で作られた袴をイメージして「藤袴(フジバカマ)」と名付けられました。
【フジバカマは秋の七草】
●秋の七草の由来
奈良時代の貴族で歌人の「山上憶良」が『万葉集』に詠んだ以下の2首が秋の七草の由来とされます。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花
※漢字で「女郎花」と書くようになったのは平安時代(794~1185)の半ばごろからといわれています。
※「朝貌の花」は、朝顔、木槿、桔梗、昼顔など諸説ありますが、桔梗とする説が最も有力です。
●秋の七草
・女郎花(オミナエシ)
・尾花(オバナ ※ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛(クズ)
・萩(ハギ)
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